今も昔も。

 どっちの料理ショウを観ていると顔が綻んでくるのです、料理が好きだから。んで、今日は料理ついでに思い出した話を1つ。


 高校生の時、友人方もあまり知らないと思うのですが、実は2つ選択肢の中で悩んで居りました。1つは大阪ゲームデザイナー学院(その5年後、大阪校には音楽専攻が無い事を知るのだった。じゃあダメじゃん…)。もう1つは辻調理師専門学校の洋菓子専攻。
 まぁ好きな事やモノを仕事にしたいと思うのは至極当然な事で、今になってそっちの方に進んでたらどうなってたんだろうな、等と考えます。楽しくやれてたんだろうかなあ…。


 どんな仕事に就くのであれ、自分の持つエッセンス(個性と言い換えても良いかも知れないね)を生かすことの出来る仕事というのは昔から憧れます。モノ書きであれ、絵描きであれ、写真家であれ、役者であれ、音楽家であれ、料理人であれ。ふと思い付いた下らない事や、そうで無い事、『これが俺だ』みたいなモノを作って(或いは演じて、或いは書いて)いける仕事がしてみたいと思う訳です。
 まあ僕みたいな底の浅い人間では到底それで生計を立てては行けないよなぁ、と思うのも事実なんですが。


 因みに自分の作品を世に遺したい、と言う意味では無いのですよ。そんな事には特に興味無いです。食って行ければそれでいい。